コラム

CEOだけが知っている、グッドタイミングの名前はどこから?

この記事は『空き時間シェアリングサービス「GoodTiming」 Advent Calendar 2017』の記事です。 

「グッドタミング」っていう名前、どこからきてどういう思いがあるのか、書いてみようと思います。

どういう意味があるの

人と人が出会うのはタイミングが全て。
恋人や結婚相手もタイミングだし、就職もタイミングですよね。
あの日あの時あの場所で出会わなければ見知らぬ同士ののまま、だったかもしれません。

できる!とおねがい!がグッドなタイミングで出会う、そんなGoodTimingです。

候補を書き出す

とはいえ、最初からスパーンと出てきたわけではなく、いろいろ候補があったわけで。

名前って重要で、名は体を表すと言いますし、パッとサービスと名前が繋がる名前が良いかなと。なのでサービス内容からまず考えるのがいいかなーっと。

サービスのキーワードは「空き時間」「有効活用」「シェア」なので、そこから考えました。そこから連想するワードをブレストしていきます。

「考具」っていう本に載ってたマンダラートをよく使います。
キーワードを書いて縦横斜め8マスを埋めていきます。

当時のマンダラートはこんな感じでした。

ふむふむ。

はいはい。

・・途中でやめてるやん!

なるほどなるほど。
でもまだ名前っぽくない。

名前っぽくする

自分の中の基準があって、この3つを満たすものを考えました。

1、言いやすい名前がいい

ターゲットのユーザーが言いやすいやつ。
学生やシニアも言いやすいやつが良いと思いました。
となると現存する名刺の組み合わせが良さそうです。

2、濁音が入ってる方がいい

芸人さんは濁点が入ってると良いらしいです。ダウンタウンとか。とんねるずとか。8.6秒バズーカとか。

3、2単語まで

あんまり長いと「〇〇やってるんだ〜」って言いにくいので短めに。
FaceBookとかSmartNewsとかそうですよね。

候補と絞り込み

いろいろ英語にしてみたり組み合わせてみたりで、出てきた候補はこんな具合です。
当時のメモより。

グッドタイミング、タイムシェア、アイテマス、ツカッテ、アイテル、アイテルジカン、アキジカ、タイムイズバリュー、イーチアザー

アイテルジカンって何ww

そして、実際サービスとして動くときのことを考えます。

1、ドメインは空いている?

お名前.comとかで検索しました。
.comか.jpが空いているものを条件としました。

2、ググラビリティは?

ググった時に出やすいために同じワードで検索して件数多すぎたらやめておこうと思っていました。
結果的にグッドタイミングという一般名詞に決めたのでこれには反していますが、今は「グッドタイミング」でググるとトップのページに出て来るので、結果オーライですね。

3、同じ名前の会社やサービスはない?

これは当然ですね。同じ名前のサービスがあったらダメなので「タイムシェア」「アキジカ」は候補から外れました。

決める

そして最後は、えいや!です。

決まりました。「GoodTiming(グッドタイミング)」。

名前って不思議なもので、実感が後からついて来るんですよね。グッドタイミングは最初照れ臭かったり、自分でも笑っちゃったりしてましたが、半年以上一緒にいると板について来るんですね。

そういえば息子の名前も、予定日より早く生まれちゃったもので、急いで適と インスピレーションで付けた名前ですが今となっては気に入ってますし。

昔フリーランスの時にお世話になった社長が言っていたのを覚えています。
会社は子供みたいなもの。作って終わりじゃなくて、育てていかないといけない。と。

今になるとよくわかります。
世に生み出して名前付けてしまったので、頑張って育てていかないといけませんね。
「GoodTiming(グッドタイミング)」
良い名前をつけられたと思っています。

この記事をご覧になっているあなたとも、この日この時この場所で出会わなければ見知らぬ同士ののままだったかもしれませんね。
グッドなタイミングでの出会いに感謝して今日のブログを終わりたいと思います。

GoodTimingをどこかで見かけたら、気にかけてやってください。